

いつも細かい言葉の使い方には気をつけるようにしています。例えば、エフコープをお試しされる方に卵と牛乳の試供品をお渡ししているのですが「試供品」という言葉を使わずに敢えて「プレゼント」と言うようにしています。「試供品」をもらうより「プレゼント」をもらう方が嬉しいですよね!?実はこのコツは先輩から教えてもらったのですが、ちょっと気を遣うだけで相手をハッピーな気持ちにする素敵な言い方だと思っています。支所には経験豊富な先輩たちがたくさんいて、このようなコツをいつも熱心に指導してくれます。
まだ入協したばかりの頃、ある組合員の方にお叱りを受けたことがありました。ちょうどその頃は配達にまだ慣れておらず手いっぱいだったということもあり、すごく落ち込んでしまったんです。しかしなんとか挽回しようと、街で偶然お会いしたら声をかけたり世間話をするように心がけていきました。するとある時、その組合員の方が「あの時は辞めようかと思ったけど、あなたが優しく接してくれるから今も続けているんですよ。」とおっしゃってくださったんです。その時はすごく嬉しかったですね。誠心誠意接して良かったと思います。
やっぱり1年目の夏が一番大変でしたね。炎天下のなかでの力仕事ですし、新人もベテランスタッフと同じ数値目標を達成しなければなりません。本当にてんやわんやの毎日でした。でも、そんな私をたくさんのスタッフがサポートしてくれたんです。グループリーダーは私の配達が終わるまで残ってくれたり、電話が得意なスタッフは電話の話し方をレクチャーしてくれたり…。私が仕事をこなせるようになったのは、周りのスタッフのおかげですね。今でも何かあればすぐ誰かに相談し、解決するようにしています。
人見知りを克服できたことが一番の成長ですね。入協前は本当に自分から話しかけるのが苦手だったのですが、この仕事でたくさんの方と接するうちに誰とでも気兼ねなく話せるようになりました。単純に商品を届けるだけではなく、ちゃんと組合員のくらしに寄り添うことがエフコープの使命ですからね。仲良くなった組合員の方を街で見かけたら「こんにちは」とお声掛けをしたり、配達時にお留守だった組合員の方にはお手紙を商品に添えたり、組合員とは積極的にコミュニケーションをとるように心がけています。