FCOOP

 

学生時代は「福岡で人と関わる仕事を通して『ありがとう』といわれる仕事がしたい」と意識しながら就活。同乗体験を通して組合員と交流する先輩を見て決心し、2015年入協。新門司支所地区担当、同支所グループリーダー、人事政策部を経て、2019年より現職。

Q1仕事内容を教えてください。

生協で働く仕組みを
つくり、伝える。

人事部人事企画課は、エフコープグループ及びコープ九州の採用活動のサポートを行ったり、働き方に関わる法改正などを受けて就業規則を考えたり、組合員の方々というよりもスタッフのために動いています。今は2021年度の採用活動に向けて、合同セミナーの企画や採用動画の制作などに取り組んでいます（※取材時期12月）。最近の傾向として、就活生は志望する企業を早い時期に決めているように感じていて、他の企業にも負けないような広報活動が必要だと感じています。

Q2やりがいは何ですか？

正解のない仕事だからこそ、
同僚たちの活躍が嬉しい。

同僚たちがイキイキと働いているのを見たり聞いたりすると嬉しいですね。この仕事は「これをすればOK」といった正解がありません。今何が必要なのか？を考えながら、企画提案することが求められます。仮にその企画が通ったとしても、結果がすぐに出るような仕事ではないため、このままでいいのかな？と不安になることもしばしば。それでもスタッフが組合員のことを第一に考えるのと同じように、しっかりと組織の働き方を考えることで、長く働ける職場環境づくりに寄与できたらいいなと思います。

Q3エフコープの魅力は何だと思いますか？

役職や年齢によらない
人間関係があること。

「さん付け呼称」を推進していることですね。部長や課長などの上位職者から担当に話しかけるときや、その逆のとき、呼び捨てや役職名ではなく「〇〇さん」と呼ぶことを推奨しています。これはエフコープが人事理念として大切にしている「個を認める」ということにつながっています。そのおかげか、スタッフ同士での風通しが非常によく仕事がしやすいと感じますね。あとはやはり組合員との距離の近さ。地区担当から異動が決まったときも、多くの方々からねぎらいの言葉をいただいたことは深く印象に残っています。

Q4今後の目標は何ですか？

制度を利用しやすい
「環境」も作っていきたい。

いくら働く制度を整えたとしても、運用していくのは人。育児休業や有給休暇など形があっても、利用されなければ意味がありません。各種制度の質をさらに磨き上げていくと同時に、今まで以上に取得しやすい環境や雰囲気づくりができないかを模索することも重要だと思っています。また、現在、管理職や上長などを対象に、働き方やハラスメントのさらなる意識向上を目的としたマネジメント研修を行っています。今よりもっと働きやすい職場環境をどうやれば作れるのか、それを考えるのが今後の目標ですね。

就活生に対するメッセージ

スケジュール管理と体調管理には気をつけてください。これは今だから言える私の失敗談なのですが、手帳に面接の時間を間違えて書いてしまって面接が受けられなかったり、風邪で喉が痛かったにも関わらず無理をした結果、2週間声が出なくなってしまったり…。就職活動は、短期間で多くの説明会や面接があるため時間の管理が難しく、また緊張状態が続くので疲労もたまりやすくなります。基本的なことではありますが、とても大切なことなので意識するようにした方がいいと思います。